ロング・ロング・アゴー
新潮文庫 し−43−20
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2012年7月 |
ISBNコード |
978-4-10-134930-5
(4-10-134930-4) |
税込価格 | 693円 |
頁数・縦 | 398P 16cm |
書店レビュー
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- 明文堂書店黒部店 (富山県黒部市)
再会がテーマの短編集。どれを読んでも「重松清」。人生、自分の思い通りになんてならないし、こんなはずじゃなかったと思うことの方が多い。辛くてしんどくても逃げ出せない。そこに小さな奇跡があり心に灯がともる。6編全てが素晴らしく、哀しくて切なくてやるせない、それでも心の中に「よかった」を残す。数年後に読むと今とは違ったものが見えてくるのだろう。こうして何度も読み返す本に出合う。それも奇跡の1つ。あなたもそんな体験をしに本屋さんに来ませんか?
(2012年8月26日)
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商品内容
要旨 |
最後まで誇り高かったクラスの女王さま。親戚中の嫌われ者のおじさん。不運つづきでも笑顔だった幼なじみ。おとなになって思いだす初恋の相手。そして、子どもの頃のイタい自分。あの頃から時は流れ、私たちはこんなにも遠く離れてしまった。でも、信じている。いつかまた、もう一度会えるよね―。「こんなはずじゃなかった人生」に訪れた、小さな奇跡を描く六つの物語。 |
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出版社・メーカーコメント
どんなに運が悪くても。悲しいことばかりでも。「うまくいかない人生」を愛おしく見つめる全6編。最後まで誇り高かったクラスの女王さま。親戚中の嫌われ者のおじさん。不運つづきでも笑顔だった幼なじみ。おとなになって思いだす初恋の相手。そして、子どもの頃のイタい自分。あの頃から時は流れ、私たちはこんなにも遠く離れてしまった。でも、信じている。いつかまた、もう一度会えるよね──。「こんなはずじゃなかった人生」に訪れた、小さな奇跡を描く六つの物語。『再会』改題。