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正木健雄先生の子どものからだと心を科学する

出版社名 合同出版
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-7726-1016-2
4-7726-1016-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 143P 21cm

商品内容

要旨

子どもたちの健全な発達のために。不慮の事故で子どもたちを死なせないために。110年にわたって蓄積されたデータと保育・教育の現場から寄せられた“つぶやき”をもとに、解き明かす。家庭や学校で、すぐにいかせる子どものからだ計測方法や、ストレッチも紹介。

目次

第1部 子どもの「生存・保護」を科学しよう(男子の死産数が女子の10倍も多いのはなぜ?
世界一低い「乳児死亡率」停滞する「幼児死亡率」
不慮の事故が大きな課題
「オス化」が示唆するもの
発達していない自律神経
体温調節機能に異変
大脳・前頭葉の働きが正常に育っていない
「世紀の妖怪」アレルギー
できあがらない「土踏まず」
子どもの「視力不良」増加の謎
「視力不良」・テレビ/ゲーム・長期欠席の不思議な一致
からだとともに「心」を見守ることの大切さ)
第2部 子どもの「発育・発達」を科学しよう(子どものからだ110年の変化をみる
体力低下がいわれて半世紀
体育教育の制度的欠陥
子どもの体力「うれしさ」と「深刻さ」
「3種競技採点表」を作ってわかった課題)
第3部 子どもの「全面発達」をめざして科学しよう(背筋力と柔軟性の低下が示すもの
全面発達の条件はどこにあるか)

著者紹介

正木 健雄 (マサキ タケオ)  
日本体育大学名誉教授。日本子どもを守る会会長。「子どものからだと心・連絡会議」顧問。日中現代教育学会会長。1930年和歌山県新宮市生まれ。「新制大学」1期生として、東京大学教育学部体育学科に進学。卒業後は、同大学博士課程(体育学)満期退学、東京大学教育学部助手、日本体育大学に勤務。東京理科大学、日本体育大学で教授を歴任。日本体育大学大学院では、博士課程「スポーツ教育学」担当認定教授の第1号(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)