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ソシュールを読む

講談社学術文庫 2120

出版社名 講談社
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-06-292120-6
4-06-292120-0
税込価格 1,441円
頁数・縦 373P 15cm

商品内容

要旨

近代言語学の父、フェルディナン・ド・ソシュール。残された手稿と「一般言語学講義」聴講生のノートから三度の講義内容を復元し、コトバを手がかりに文化や社会の幻想性を解明・告発する、その思想と方法を精緻に読み解く。二〇世紀の諸科学、とりわけ構造主義やポスト構造主義に多大な影響を与えた思想の射程と今日的な可能性が、あざやかに甦る。

目次

ソシュールと現代
『講義』と原資料
講義1―言語学批判
講義2―記号学とは何か
講義3―ラングの解明
ソシュールと人間学
ソシュールと文化記号学

著者紹介

丸山 圭三郎 (マルヤマ ケイザブロウ)  
1933年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。国際基督教大学を経て、中央大学教授。専攻は仏文学・言語哲学。1993年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)