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感性のフィールド ユーザーサイエンスを超えて

出版社名 東信堂
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-7989-0142-8
4-7989-0142-3
税込価格 2,860円
頁数・縦 200P 21cm

商品内容

要旨

3.11を経て、いま私たちが求められているのは、自らの生活の場を、多様な問題が次々に立ち現れ、同時に未知の可能性を孕む新たな「フィールド」として、より切実に穴つめ直すこと。そのために不可欠なしなやかな感性と思考を、農村、都市、河川、出産、教室、建築、古墳、お遍路など、多彩なテーマを通じて働き出す、感性のフィールドワーク。

目次

第1章 生活価値の哲学
第2章 風景の“物語り”
第3章 都市をめぐるこどもの歴史的感性
第4章 流域の「自治」をデザインする―“絆”をつなぐフィールドミュージアムの来歴
第5章 川づくりの感性・制度・技術
第6章 「いいお産」をめぐる考察―看護のフィールドから
第7章 教室の感性
第8章 建築家のサイト
第9章 古墳と宗教的感性
第10章 旅の知

著者紹介

桑子 敏雄 (クワコ トシオ)  
1951年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻教授。専門は哲学
千代 章一郎 (センダイ ショウイチロウ)  
1968年生まれ。広島大学大学院工学研究院社会環境空間部門准教授。専門は建築史・意匠学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)