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京のわる口

平凡社ライブラリー 773

出版社名 平凡社
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-582-76773-5
4-582-76773-7
税込価格 1,320円
頁数・縦 255P 16cm

商品内容

要旨

はんなり、もっさり、いけず、しょうもない…。響きは柔らかいけれど、「よそさん」には理解が難しくて恐ろしい、京都人の物言い。繊細でありながらしたたか、そんな京の「批評語」には、相手との「位取り」で負けないための京都人の知恵が詰まっている。その精神を、京都で生まれ育った作家が軽妙に説き明かす。増補決定版。

目次

京のわる口(前口上で「ごめんやす」
「うるさい」の値打ち
「自由が利く」なら
「ほどらい」は「えぇ加減」に
「えぇように…」しぃ・する・される ほか)
京ことば談義(京言葉と女文化
京都言葉、所詮は友情が泣く位取り
京の話術―うそとわる口の文化
京ことばと京根性)

出版社
商品紹介

はんなり、もっさり、いけず、しょうもない…。したたかで繊細な京都人の物言いを、京都で生まれ育った作家が軽妙に説き明かす。

著者紹介

秦 恒平 (ハタ コウヘイ)  
1935年、京都市生まれ。作家。同志社大学文学部卒業。1969年、『清経入水』で第5回太宰治賞を受賞。東京工業大学教授、日本ペンクラブ理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)