• 本

平安文学をいかに読み直すか

出版社名 笠間書院
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-305-70678-2
4-305-70678-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 281P 21cm

商品内容

要旨

古典は固定したものではなく、これからもいくらでも塗り替えられる。文学史は自明のものではなく、常に変化していく。

目次

第1章 『伊勢物語』大島本奥書再読
第2章 『竹取物語』の和歌―不定形なテキストの矛盾
第3章 『大和物語』瞥見―「人の親の心は闇にあらねども」を中心に
第4章 『土佐日記』の和歌の踪跡
第5章 定家本としての『枕草子』―安貞二年奥書の記主をめぐって
第6章 和歌史の中の『枕草子』
第7章 和泉式部の歌の方法
第8章 “『源氏物語』の作者は紫式部だ”と言えるか?
第9章 “非在”する仏伝―光源氏物語の構造

出版社
商品紹介

文学史は自明のものではなく常に変化していく−−固定した古典文学作品観を打破する。気鋭の中堅・若手を中心に研究の最前線を発信。

著者紹介

谷 知子 (タニ トモコ)  
1959年、徳島県生まれ。大阪大学卒、東京大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。フェリス女学院大学教授
田渕 句美子 (タブチ クミコ)  
1957年、東京都生まれ。お茶の水女子大学卒、同大学院博士課程単位取得。博士(人文科学)。早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)