• 本

はんなちゃんがめをさましたら

出版社名 偕成社
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-03-232420-4
4-03-232420-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 〔32P〕 26cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ステキなよるの、ちいさなおはなし。

    ある夜の小さな出来事です。
    「あるひ はんなちゃんはね めがさめておきあがってみたら まだよるだったんですって。」
    絵本が優しく語りかけてきます。はんなちゃんは、まだ夜が怖いともわからないくらい小さな女の子。目が覚めるとあたりは真っ暗で、隣のベッドのお姉さん、お母さんもお父さんもみんな眠っています。はじめて過ごす一人だけの夜、彼女は魔法にかけられたようなとびきり素敵な時間を過ごします。内緒でおやつを食べたり、お姉さんのものをそっと借りたり。どのページ、どの場面も彼女のドキドキやワクワクが伝わってくるような、子供らしいかわいらしい姿が描かれています。
    夜が怖いお子さんと一緒に読んでみるのもいいでしょう。こんな素敵な夜の世界があったらきっと怖い夢なんて見なくなるかもしれません。

    (2015年1月29日)

商品内容

要旨

はんなちゃんはねこのチロといっしょにしーんとしずかな夜の家で…ひそやかにみたされる魔法のとき。3歳から。

出版社
商品紹介

真夜中に目をさました女の子が初めてひとりで体験する夜の時間。しずかな夜の中で、ひそやかに気持ちがみたされる魔法のような時。

著者紹介

酒井 駒子 (サカイ コマコ)  
1966年兵庫県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。『きつねのかみさま』で日本絵本賞、『くまとやまねこ』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。子どもの心の機微を繊細にすくいあげた作品は、国内はもとより海外での評価も高く、『金曜日の砂糖ちゃん』でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌、『ぼくおかあさんのこと…』でフランスのPITCHOU賞とオランダのZilveren Griffel賞(銀の石筆賞)を、『ゆきがやんだら』でもオランダのZilveren Griffel賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)