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古田東朔近現代日本語生成史コレクション 第1巻

江戸から東京へ 国語史1

出版社名 くろしお出版
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-87424-573-6
4-87424-573-0
税込価格 9,350円
頁数・縦 425P 22cm
シリーズ名 古田東朔近現代日本語生成史コレクション

商品内容

要旨

幕末・明治の激動期に刻々と変化を遂げていった日本語、そのダイナミズムを精緻に描き出す百数十の論考をテーマ別に全6巻で収録。一般には入手困難な稀覯論文を多数取り込み、各巻ごとに専門家による解説、校訂付記を設ける。日本語を生きる人々、日本語を作ろうとした人々の苦闘のドキュメントがいま、よみがえる…。

目次

代名詞遠称「あ」系語と「か」系語の差異
『東海道四谷怪談』において上方風、東国風両方の言い方をしている人たち
『東海道四谷怪談』において上方風の言葉遣いをする人たち
『東海道四谷怪談』において東国風の言葉遣いをする人たち
『東海道四谷怪談』に見られる打消の助動詞―「ぬ」系のものだけを使っている人たち
幕末期の武士のことば
デゴザル体の文章
『安愚楽鍋』の二、三の語句について
『安愚楽鍋』の語句管見
教科書の文章〔ほか〕

著者紹介

古田 東朔 (フルタ トウサク)  
国語学者。東京大学教養学部名誉教授。1925年愛媛県に生まれる。東京大学国文科卒業。福岡女子大学助教授を経て、1964年東京大学教養学部助教授、同教授となり1986年定年退官。その後、放送大学教授、鶴見大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)