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第二言語習得研究と言語教育

出版社名 くろしお出版
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-87424-576-7
4-87424-576-5
税込価格 3,850円
頁数・縦 309P 21cm

商品内容

目次

第1部 語彙と習得(定式表現と第二言語習得
日本語漢字単語の処理過程―中国語を母語とする中級日本語学習者を対象とした実験的検討)
第2部 文法と習得(訂正言い直しにおける知覚的顕著性―暗示的言い直しから明示的言い直しへ
日本語学習者のタスク・プランニングの過程―プランニングにおけるフォーカス・オン・フォームの分析)
第3部 語用論と習得(語用論的転移の双方向性―日本人英語学習者とアメリカ人日本語学習者の対照研究
ウェブ利用共同学習と語用論的気づき―米国の日本語学習者と日本の英語学習者によるプロジェクト)
第4部 音韻と習得(日本語学習者の韻律習得―統合的調査
パソコンを利用した音声教育の展望―韻律練習用ソフト使用時における学習者の自己モニターを中心に)
第5部 テクノロジーと習得(デジタルゲームと第二言語語用論的能力
アジアの都市との遠隔日本語教育―ブレンディド・ラーニングを利用して)

出版社・メーカーコメント

欧文タイトル:Second language acquisition research and Language education

著者紹介

畑佐 一味 (ハタサ カズミ)  
パデュー大学教養学部言語文化学科・教授/ミドルベリー大学日本語学校・校長。1989年イリノイ大学博士(教育心理学)取得。1983年より日本語教育に従事し、イリノイ大学、パデュー大学、モナシュ大学、ミドルベリー大学日本語学校等で教鞭を執る。専門は日本語教育と外国語教育でのテクノロジー利用。Association for Teachers of Japanese(現American Association of Teachers of Japanese)理事、日本語教育学会の評議員を務めた
畑佐 由紀子 (ハタサ ユキコ)  
広島大学大学院・教育学研究科日本語教育学講座・教授。1992年イリノイ大学博士(言語学)取得。1983年より日本語教育に従事し、イリノイ大学、パデュー大学、アイオワ大学、モナシュ大学等で教鞭を執るとともにカリキュラム開発及び教員養成を行う。専門は日本語教授法と第二言語習得、Association for Teachers of Japaneseの理事、日本語教育学会の評議員を務め、現在は大学日本語教員養成課程研究協議会の理事を務めている
百濟 正和 (クダラ マサカズ)  
カーディフ大学・日本研究センター・専任講師。ロンドン大学教育学研究所(Institute of Education,University of London)英語教育学修士取得後の2000年より現職、日本語教育に従事。専門は、タスク重視の言語教育(Task‐Based Language Teaching)。英国を中心に、大学生、現職日本語教員を対象にタスクを重視した日本語教育のワークショップを開催している
清水 崇文 (シミズ タカフミ)  
上智大学言語教育研究センター、同大学院外国語学研究科・教授。イリノイ大学修士(日本語教育)、ハーバード大学修士(教育学)、ロンドン大学博士(応用言語学)取得。1994年より日本語教育に従事し、イリノイ大学、ノースカロライナ州立大学、スタンフォード大学などで教鞭を執る。専門は、中間言語語用論、第二言語習得。国際線操縦士の英語の国家試験である「航空英語能力証明実地試験」の開発に参加、2006年より国土交通省航空英語能力証明審査会委員を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)