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世界史の中のパレスチナ問題

講談社現代新書 2189

出版社名 講談社
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-06-288189-0
4-06-288189-6
税込価格 1,320円
頁数・縦 423P 18cm

商品内容

要旨

パレスチナ「国家」へ。中東危機の真相がよくわかる名講義。なぜ解決できないのか?難問の構造を歴史から読み解く。

目次

第1部 パレスチナという場所(パレスチナという地域とその宗教と言語
ユダヤ教から見たキリスト教と反ユダヤ主義の起源
イスラームから見たユダヤ教とキリスト教
ヨーロッパ対イスラーム―「一四九二年」という転換点
オスマン帝国と東方問題)
第2部 列強の対立に翻弄されるユダヤ人とアラブ人(帝国主義時代の宗教、民族、人種
第一次世界大戦とパレスチナ委任統治
第二次世界大戦と国連パレスチナ分割決議案
イスラエル国家建設とナクバ
アラブ・イスラエル紛争の展開)
第3部 「アメリカの平和」の終わりの始まり(第三次中東戦争以降のパレスチナ問題とイスラエル
冷戦終焉後の中東和平の挫折
九・一一事件後のパレスチナ/イスラエル紛争
アラブ革命とパレスチナ問題の現状
パレスチナ問題と日本)

おすすめコメント

一国単位の枠を超えて地球を一体として捉える「グローバル・ヒストリー」に熱い注目が集まっています。中でも深刻な中東問題を考察。

著者紹介

臼杵 陽 (ウスキ アキラ)  
1956年大分県に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科国際関係論博士課程単位取得退学。京都大学博士(地域研究)。日本女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)