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花の日本語

幻冬舎文庫 や−17−3

出版社名 幻冬舎
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-344-41985-8
4-344-41985-5
税込価格 660円
頁数・縦 305P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 花にまつわる日本語の本です。ガーベラやカーネーションなど諸外国から伝わってきた花々にもちゃんと日本語の名前がつけられていることを紹介する「旅する草花」をはじめ、「恋する草花」「夢見る草花」など7つの主題で四季折々の草花の歴史をひもときます。それぞれの名前が、その花の容姿や特性をうまく表しており、昔の日本人の草花への深い想いを感じます。読後は、ちょっと良い話を聞いたような気分で、草花へのより一層の愛着が湧くことでしょう。

    (2014年3月31日)

商品内容

要旨

三ミリほどの小さな莟を押しつぶすと、黄金色の実が出てくるので、吐金草。風を好む蘭だから風蘭。花を摘むと、雨が降るから雨降花。…可憐で美しい草花の名前は、まるで昔の人々からの言葉の贈り物。植物を愛でる日本人の想いが込められた草花の名とその歴史を、ベストセラー『美人の日本語』の著者がひもとく。四季折々の111種を収録。

目次

第1章 旅する草花
第2章 恋する草花
第3章 瓜ふたつの草花
第4章 暮らしの中の草花
第5章 自然にちなんだ草花
第6章 夢見る草花
第7章 時を告げる草花

著者紹介

山下 景子 (ヤマシタ ケイコ)  
兵庫県神戸市生まれ。武庫川女子短期大学国文科卒業後、作詞家を目指し、「愛知・名古屋マイソング」などで受賞。初めての著書『美人の日本語』はベストセラーになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)