• 本

律令国家と土地支配

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-642-04603-9
4-642-04603-8
税込価格 10,450円
頁数・縦 297,7P 22cm
シリーズ名 律令国家と土地支配

商品内容

要旨

律令国家の人民支配の根幹をなす班田制など、律令田制について天聖令を用いた日中の比較を行い、日本古代土地制度の構造と展開を考察する。また、山野支配を通して王土思想の発展を追い、勧農における天皇の役割を中国皇帝と比較しつつ分析する。律令制以前の要素に着目しながら、日本古代の土地支配の特質を解明しようとする、律令国家論の試み。

目次

第1部 班田制の構造と展開(律令国家と校班田
班符と租帳―平安中・後期の班田制について)
第2部 律令田制の特質(職田の論理―議政官への給田をめぐって
公田と賜田
神田と寺田
令制官田の構造と展開)
第3部 土地支配と王権(律令国家の山野支配と王土思想
律令国家の勧農と天皇)

出版社
商品紹介

律令国家の人民支配の根幹をなす班田制など、律令田制について天聖令を用いた日中の比較から、日本古代土地制度の構造と展開を考察。

著者紹介

三谷 芳幸 (ミタニ ヨシユキ)  
1967年香川県に生まれる。1998年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、文部科学省教科書調査官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)