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岩波ホールと〈映画の仲間〉

出版社名 岩波書店
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-00-022198-6
4-00-022198-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 338,12P 20cm

商品内容

要旨

女性が映画の世界で働くことすら反対を受けた時代。一九六八年、完成したばかりの岩波ホールの運営をほんの短い期間のつもりで引き受けた著者は、いつしか総支配人といういかめしい肩書きを背負って、映画という芸術を育てるために猛然と働き出した。ホールを通じて出会ったかけがえのない“仲間”たちとの思い出、優れた映画から学んだこと、平和運動や女性運動への信念などを情熱を込めて語る。

目次

第1章 岩波ホールの船出―ホール開き、ホール改造、社員探し
第2章 軌道に乗ったホール
第3章 映画が出会わせてくれた友人たち
第4章 映画からの問題提起
第5章 アジアから発信する
第6章 エンドマークなき情熱
第7章 過去を見つめながら未来を描く

出版社
商品紹介

世界各国に優れた映画を探し、興行という立場から映画という芸術を育ててきた著者と仲間たちの45年。

著者紹介

高野 悦子 (タカノ エツコ)  
1929年、旧満洲大石橋生まれ。51年日本女子大学卒業。53年東宝文芸部へ入社。61年パリ高等映画学院(IDHEC)監督科卒業。68年、岩波ホール創立と同時に総支配人に就任。1997年から2007年まで東京国立近代美術館フィルムセンターの初代名誉館長。世界各国の埋もれた名画の上映に力を注ぎブルーリボン賞、菊池寛賞など多くの賞を受賞。2004年文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)