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中世のなかに生まれた近世

講談社学術文庫 2170

出版社名 講談社
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-06-292170-1
4-06-292170-7
税込価格 1,375円
頁数・縦 419P 15cm

商品内容

要旨

後北条、武田、今川、上杉など東国の大名が発給した文書は、はんこを捺した「印判状型」。一方、毛利や大友、島津ら西国の大名は「非印判状型」。前者は官僚制約で強力な支配、後者は人格的でゆるやかな支配だった。戦国大名たちの膨大な文書をあざやかに分析し、そのうえで信長、秀吉、家康という天下人の支配の本質にせまる、刺激的な歴史学、登場。

目次

1 東国の大名たち(後北条氏
武田氏
今川氏
上杉氏
佐竹氏
小括)
2 西国の大名たち(毛利氏
大友氏
島津氏
大内氏・六角氏
中括 東と西と)
3 東北の小宇宙(伊達氏
奥羽の諸氏)
4 天下人たち(信長
秀吉
家康)

著者紹介

山室 恭子 (ヤマムロ キョウコ)  
1956年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士。現在、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。専攻は、日本史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)