櫻子さんの足下には死体が埋まっている 〔2〕
骨と石榴と夏休み
角川文庫 お68−2
出版社名 | 角川書店 |
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出版年月 | 2013年5月 |
ISBNコード |
978-4-04-100839-3
(4-04-100839-5) |
税込価格 | 682円 |
頁数・縦 | 277P 15cm |
シリーズ名 | 櫻子さんの足下には死体が埋まっている |
書店レビュー
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- 明文堂書店黒部店 (富山県黒部市)
骨好きの綺麗なお姉さんが謎を解くキャラクター小説第2弾。櫻子さんの家族のことなど少しずつ語られ始めたが、正太郎との関係はそのまま。恋愛一切ありません。70ページ前後の短編2本と100ページ強の中編が収録。櫻子さんの魅力にもっと多くの方に気付いてほしい。米澤穂信さんの「古典部」や「小市民」シリーズに似た雰囲気を本作では感じる。爽やかでも晴れやかでもない、モヤモヤが残るけれど櫻子さんの笑顔にはそれを吹き飛ばす威力がある。これはある種、青春小説なのか?
(2013年6月1日)
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商品内容
要旨 |
北海道、旭川。とあるレトロなお屋敷に、「櫻子さん」が住んでいる。彼女は型破りなお嬢様。骨を偏愛し、骨と死体の状態から、真実を導くことができる。そんな彼女と一緒にいると、平凡な高校生であるはずの僕まで、骨と縁が深くなるようで…。夏の初め、櫻子さんに付き合って出かけた僕は、山道でひっそりと眠る骨に遭遇する。その骨に隠された悲しい秘密とは…。新時代の才能が放つ、最強キャラミステリ。 |
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出版社・メーカーコメント
平凡な高校生の僕の夏休みは、三度の飯より骨が好きなお嬢様・櫻子さんと過ごすことで、劇的に刺激的なものになる。母にまつわる事件から、人間の悲しさと美しさを描き出す、新感覚ライトミステリ第2弾。