オルレアン公詩歌帖の世界 シャルル・ドルレアンとヴィヨン
出版社名 | 三元社 |
---|---|
出版年月 | 2013年5月 |
ISBNコード |
978-4-88303-338-6
(4-88303-338-4) |
税込価格 | 9,350円 |
頁数・縦 | 720,45P 22cm |
商品内容
要旨 |
清新な詩で今日も愛される、フランス15世紀の代表的叙情詩人、シャルル・ドルレアン。百年戦争の最中、若くしてアザンクールの戦いに敗れ、二五年の歳月を捕囚として過ごす。帰国後、相続権を有するミラノ侵攻を試みるが果たせず、長女マリー誕生を機に、再度の侵攻を計画するが断念する。ジャンヌ・ダルクと共に戦いながら、その後「反逆罪」に問われた義理の息子アランソン公ジャンを救うための「大弁論」など、中世末期ヨーロッパを生きた政治家・領主オルレアン公としての姿に光をあて、ヴィヨンも加わった「歌合」を中心に、詩歌帖のテクストの水面下にひそむ「言説の多重構造」を精緻に読み解き、従来の詩人像を描き替えていく。 |
---|---|
目次 |
第1部 詩歌帖詩歌選注解(恋の処方箋―『処方箋のロンデル』連作注解 |