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書淫日記 万葉と現代をつないで

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-623-06655-1
4-623-06655-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 290P 20cm

商品内容

要旨

万葉の時代から近代までの文学・文化を、日常生活の様々な事象に落とし込みながら、魅力ある語り口で書き綴る。著者の生い立ちも盛り込まれ、著者独特の世界観へと読者を誘い、惹き込む。

目次

1 人生あをによし―博多、東京、そして奈良(おら九州男児ばい!
無資産、無借金、無一物 ほか)
2 書淫日記―万葉集から阿部定まで(天平サラリーマン・エレジー、万葉の世界から
国土の起源を語る神話 ほか)
3 学者修業覚え書―感性から思惟へ(異邦人の目に学ぶ
歴史的事実と心の真実 ほか)
4 古典おもしろ第一主義―それでも古典をと言いたい(私は古典おもしろ第一主義でいきます!
旧聞日本橋、異聞 ほか)
5 妄語妄想―バルタン星人からオペラまで(店主口上
日々のため息から ほか)

著者紹介

上野 誠 (ウエノ マコト)  
1960年、福岡県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。現在、奈良大学文学部教授(国文学科)。博士(文学)。研究のテーマは、万葉挽歌の史的研究と、万葉文化論。第12回日本民俗学会研究奨励賞受賞。第15回上代文学会賞受賞。歴史学や考古学、民俗学を取り入れた万葉研究で、学界に新風を送っている。著書に『魂の古代学―問いつづける折口信夫』(新潮社、2009年、第7回角川財団学芸賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)