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唐木順三ライブラリー 2

詩とデカダンス 無用者の系譜

中公選書 015

出版社名 中央公論新社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-12-110015-3
4-12-110015-8
税込価格 2,970円
頁数・縦 547P 20cm
シリーズ名 唐木順三ライブラリー

商品内容

要旨

西洋の詩人的抵抗から日本の風狂人までを描き、虚や空を根拠とする伝統に目をむけた代表作。全集未収録対談も収録する。

目次

詩とデカダンス(事実と虚構
狂の諸相
近代における芸術の運命)
無用者の系譜(無用者の系譜
文人気質)
歴史の顔―唐木順三・鈴木成高‐対談

著者紹介

唐木 順三 (カラキ ジュンゾウ)  
1904(明治37)年、長野県上伊那郡に生まれる。1927(昭和2)年に京都帝国大学哲学科を卒業。近代文学研究から中世へと視野を広げ、独自の評論活動を行う。1940年、同郷の古田晁、臼井吉見と共に筑摩書房を設立する。戦後は同社の書籍や雑誌『展望』の編集を行い、一方で、明治大学文学部の教授もつとめた。1956年に『中世の文学』で読売文学賞・文芸評論賞を受賞。1980年、76歳で逝去
粕谷 一希 (カスヤ カズキ)  
1930(昭和5)年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。1955年、中央公論社に入社。『中央公論』編集長などをつとめる。1978年、中央公論社を退社し、1986年、『東京人』編集長に就任する。現在、評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)