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東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 想定外の時代を生き抜くためのヒント

出版社名 ブックマン社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-89308-802-4
4-89308-802-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 199P 19cm

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商品内容

要旨

独創的なアイデアを生み出す思考のトレーニング法とは?考えるのが苦手な学生はもちろん、社会人にも役立つ「考える」プロが「考える力」を養う3ステップを徹底伝授。ひと目でわかる図解入り。

目次

予講 「考える力」とは何か(「考える」能力は「頭の良さ」と同じではありません
「考える」という行為は、外部からは進み具合や成果が見えづらい ほか)
第1講 「問題を見つける力」を身につける!(まず、「問題を見つける力」を養おう
何気なく考えていることの中から、問題の種を見つけ出す ほか)
第2講 「解く力」を身につける!(創造的な問題を解く方法は、自ら編み出すしかない
複雑な問題を「類型化」して、まずシンプルにする ほか)
第3講 「諦めない人間力」を身につける!(諦めず最後まで考え続ける
すぐに認められる成果を出そうとしない ほか)
第4講 考えることは、創造すること(マニュアルの時代から創造する時代へ
マニュアル力のかなたの創造力 ほか)

出版社・メーカーコメント

いま、社会で求められているのは、“問題発見型の人間(言われなくてもやる人間)”、つまり「考える力」のある人間です。 「考える」ということはどういうことか、思考力を増強するためには日ごろからどんな工夫をすればよいか? 「考えるプロ」である理論物理学者の著者が、長年、東京大学の教壇で実際に生徒たちと接することで培った、「考える力」を養うために必要な力――「問題を見つける力」「解く力」「諦めない人間力」の3つの力を鍛えるためのノウハウを伝授します。 【本書の内容例】…「分からない」を分類して「何が分からない」かを明確にする/分からないこと、ひらめいたことはメモをとる/「問題を見つける」極意は、集め、捨てること/流行りのテーマは捨てたほうがいい/複雑な問題を「類型化」して、まずシンプルにする/あえて回り道をする「キュリオシティ・ドリヴン」の方法etc…。

著者紹介

上田 正仁 (ウエダ マサヒト)  
東京大学大学院理学系研究科(物理学専攻)教授。専門は冷却原子を用いた気体のボース=アインシュタイン凝縮の理論的研究、および量子情報・測定・情報熱力学。1988年東京大学理学系研究科修士課程卒、博士(理学、東京大学)。NTT基礎研究所研究員、広島大学工学部助教授、東京工業大学教授等を経て、2008年より現職。2012年から駒場の教養課程で「基礎方程式とその意味を考える」を開講。1963年大阪生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)