震災画報
ちくま学芸文庫 ミ21−1
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2013年8月 |
ISBNコード |
978-4-480-09567-1
(4-480-09567-5) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 253P 15cm |
商品内容
要旨 |
明治大正期のジャーナリスト宮武外骨による一味違った関東大震災の記録。筆禍事件で何度も投獄された外骨らしく、復興に対する政府の無能ぶりを激しく糾弾しつつも、その眼は市井の人々の生に注がれていく。尋ね人の掲示板と化した上野の西郷隆盛像、人の土地に建てたバラックを売るつわもの、皇居のお堀で沐浴する人々、「丸焼屋」の屋号で再開した飲食店、朝鮮人暴動説を流し虐殺に手を染める自警団…。そこには災害を乗り越えようとする人間の逞しさと、非常時ゆえにさらけ出されてしまう浅ましさがあった。猛火に包まれる寸前の本所被服廠の写真など貴重図版多数収録。 |
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目次 |
論説 |