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日本人と日本語 夏目漱石・民話・唱歌などから、日本の言語政策を問い直す

出版社名 角川書店
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-04-110566-5
4-04-110566-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 220P 19cm

商品内容

要旨

知られざる「日本語」の真実。200万人以上に指導した当代一の表現教育者の日本語論。

目次

プロローグ 言語から見る「近代の正体」
1章 「サルの壷は見つかったのか」―民話から探る、言語と人間・言語と国家
2章 漱石の『草枕』からみる近代の言語政策―作家たちの挑戦
3章 二葉亭四迷以来の口語文体―口語化運動と言語政策
4章 文部省唱歌と言語政策―『里の秋』がもたらしたもの
5章 経済的視点から言語をみる―侍文化から商人文化へ
6章 時代・社会の変化と戦後の言語政策―なぜ言語政策はなくなっていったのか
7章 言語政策の虚構性―太宰治や戦後の英語教育における「見えない表現」
8章 現代の言語政策の方向性―これからの国づくりとは

著者紹介

宮川 俊彦 (ミヤガワ トシヒコ)  
財団法人国語作文教育研究所所長。作家・評論家・表現教育者としても活躍する作文表現教育の第一人者。拓殖大学大学院客員教授。38年におよび青少年の作文・表現教育活動を実践し、また400を超す大手企業、自治体の構成員の論作文などの分析に赴き、人事政策支援など言語政策・国語政策を軸に積極的な教育顧問活動を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)