• 本

記憶と印象 胡同の回想

出版社名 平凡社
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-582-83610-3
4-582-83610-0
税込価格 2,970円
頁数・縦 281P 20cm

商品内容

要旨

1950〜60年代に胡同で生まれ育った車椅子の哲人が、記憶に残る家族や知友、場所をあざやかに回想し、ひろびろとした言葉づかいで織りあげた無類の書。失われた胡同の情景と時間が、もの静かだがよくとおるユニークな声で、今よみがえる。

目次

第1部(“そっと去る”と“そっと来る”
消えた鐘の音
私の幼稚園
二姥姥
人形の空白
反逆者
故郷
廟の思い出
九階建てビル)
第2部(重病のとき
八子
映画を見たころ
珊珊
小恒
海棠の老木
孫姨と梅娘
Mの物語
B先生
荘子
たとえばロックと、“書く”こと
地壇を想う)

出版社
商品紹介

1950〜1960年代北京胡同で生まれ育った著者が、記憶に残る家族や知友、場所を回想し、小さな歴史のように織りあげた独特な書物。

著者紹介

史 鉄生 (シー ティエション)  
1951年中国北京市生まれ。小説家、散文作家。文化大革命中に脊髄多発性硬化症を患い、以後車椅子の生活を送る。作品に、『病隙砕筆』(散文集、華語文学伝媒大賞、魯迅文学賞、老舎散文賞受賞)、ほか多数。2010年歿
栗山 千香子 (クリヤマ チカコ)  
1958年栃木県鹿沼市生まれ。一橋大学大学院社会学研究科(地域研究専攻)博士後期課程満期退学。中国現代文学専攻。中央大学法学部教授。中国現代文学翻訳会代表。翻訳に、史鉄生の小説・散文のほか、北島、遅子建、蒋韻、徐坤、述平の小説などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)