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変貌する日本のコンテンツ産業 創造性と多様性の模索

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-623-06677-3
4-623-06677-0
税込価格 8,800円
頁数・縦 397P 22cm

商品内容

要旨

日本のコンテンツはどこへ向かうのか?個人の創造性が発揮され、多様性がある、豊かな未来とは?最先端で活躍する執筆陣が、文化創造産業の行方をシャープに分析。

目次

コンテンツ産業の変化を読み解く視点
第1部 コンテンツ産業における変化の実態―制作・流通・消費(音楽市場の低迷がもたらす音楽制作への影響―変貌する音楽制作スタイル
音楽コンテンツ産業におけるライブ・コンサートの未来―産業の原点回帰からみえてくるもの
デジタル技術の発展は文化的多様性への福音か?―アニメ産業における産業構造変化とデジタル化の関係性
映画産業の変貌における日米の共通性と相違―新規参入による「競争」と参入障壁となる「寡占」
ゲームソフトの変化と多様性―イノベーションの観点から
ゲーム業界におけるオンライン化とカジュアル化―ビデオゲームからソーシャルゲームまで)
第2部 コンテンツ産業を取り巻くマクロな環境―経済・政策・グローバル(消費者によるコンテンツの創作活動―消費者調査からみる消費活動と創作活動の関係
ユーザーの創作活動と著作権法の相克―ビデオゲーム改変事件をめぐる日米著作権法の対応
ヒット曲は景気を語る(唄う)か?―実証分析にみるマクロ経済と社会心理の相関関係
コンテンツ産業とメディア寡占―文化に競争はなじまないのか?
アジアデジタルコンテンツ産業の発展―韓国、中国における産業形成とASEAN諸国への展開
コンテンツ創造のための政策デザイン―企業、政府、グローバリゼーション)
コンテンツ産業政策の発展に向けて

著者紹介

河島 伸子 (カワシマ ノブコ)  
PhD(英国・ウォーリック大学)。現在、同志社大学経済学部教授
生稲 史彦 (イクイネ フミヒコ)  
東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、筑波大学システム情報系社会工学域准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)