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原子力発電の根本問題と我々の選択 バベルの塔をあとにして

出版社名 新教出版社
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-400-40728-7
4-400-40728-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 217P 19cm

商品内容

要旨

キリスト教精神に基づく開かれた「はなしあい」の場を創り上げてきた日本クリスチャン・アカデミーが催した白熱のシンポジウムの記録。福島原発事故の実情はいかなるものだったのか、原発の根本問題とはそもそも何か、将来のエネルギー選択はどうあるべきか、そのために市民のイニシアチブはいかにして可能か―。北澤・栗林両氏の刺激的な講演を踏まえ、様々な立場の市民が対論に参加した本書は、課題の困難さを直視しつつ、希望に満ちた未来を提示する。

目次

原発と代替エネルギー―科学・技術の視点から(原子力の魅力と問題点
民間事故調
福島原発の事故とは
過酷事故としての福島原発事故
福島原発事故の原因と原子力ムラの形成
最悪のシナリオ
福島原発事故のインパクト
世界の原発と代替エネルギーの移り変わり
日本の再生可能エネルギーの導入
これからのエネルギー選択
我が国における再生可能エネルギーのポテンシャル
日本に投資する余裕があるのか)
キリスト教は原発をどう考えるか―神学の視点から(はじめに
原子力とキリスト教
原発とバベルの塔の物語
「いのちを選べ」―脱原発のキリスト教倫理
最後に―代替エネルギーをめざして)