千年ジュリエット
角川文庫 は32−6
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2013年11月 |
ISBNコード |
978-4-04-101080-8
(4-04-101080-2) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 391P 15cm |
書店レビュー
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- 明文堂書店黒部店 (富山県黒部市)
青春ミステリの決定版ハルチカシリーズ第4弾。単行本が2012年刊行だったので来年の夏頃、夏文庫に合わせて文庫化すると予想していたので嬉しい驚きでした。前作、空想オルガンの出来が素晴らしくその水準をキープするのは難しいのではと思っていたが、日本推理作家協会賞の候補に選ばれたことからも分かるように前作以上に本作はよかった。タクシーの中で奇行を繰り返すハードロッカー、それの意味するところを推理する「失踪ヘビーロッカー」決闘の解決不可能と思われる謎に対して最後に驚きの真相を用意した「決闘戯曲」難病で入院中の5人の女性の喪失と再生「千年ジュリエット」元天才ピアノ少女、現スナフキン登場の「エデンの谷」の4編。タクシー運転手の引き籠りの息子がまさかの○○だったりへヴィメタルとハードロックの違いについてだったり、つかこうへいがヒントだったり読み応え充分魅力満載。普門館挑戦まで1年を切りますます目が離せません。
(2013年12月28日)
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商品内容
要旨 |
清水南高校、文化祭間近、晴れの舞台を前に、吹奏楽部の元気少女・穂村チカと、残念系美少年の上条ハルタも、練習に力が入る。そんな中、チカとハルタの憧れのひと、草壁先生に女性の来客が。奇抜な恰好だが音楽センスは抜群な彼女と、先生が共有する謎とは?(「エデンの谷」)ほか、文化祭で巻き起こる、笑って泣ける事件の数々。頭脳派ハルタと行動派チカは謎を解けるのか?青春ミステリの必読書、“ハルチカ”シリーズ第4弾! |
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