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バッハ様式によるコラール技法 課題集と60の範例付き

出版社名 音楽之友社
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-276-10606-2
4-276-10606-0
税込価格 3,630円
頁数・縦 157P 26cm

商品内容

要旨

パリ国立高等音楽院に学んだ3人の作曲家による日本初のコラール技法教程と範例集。

目次

第1部 コラール概論(バッハのコラールについて
通奏低音法について
バッハのコラールの分析―『マタイ受難曲』より5曲のコラール
キルンベルガーによる、バッハ様式のコラール技法について
コラール技法の学習の歴史的意味)
第2部 実施篇(書法上の留意点
非和声音について
和声の諸規則
数字付き低音―12のバス課題付き
バッハのコラールの実例と分析―ブライトコプフ版『371の4声コラール集』より10曲のコラール)
第3部 コラール課題と範例(コラール課題
範例
パリ国立高等音楽院のコラール課題実施例(範例))

著者紹介

小鍛冶 邦隆 (コカジ クニタカ)  
東京藝術大学、パリ国立高等音楽院、ウィーン国立音楽大学で学ぶ。クセナキス作曲コンクール(パリ)第1位、国際現代音楽協会(ISCM)「世界音楽の日々」他に入選。東京藝術大学音楽学部作曲科教授、慶應義塾大学講師
林 達也 (ハヤシ タツヤ)  
作曲家・ピアニスト。東京藝術大学在学中に日仏現代音楽作曲コンクールで第1位、朝日作曲賞、神戸国際フルート作品作曲コンクールなどに入選。フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院で作曲、エクリチュール(和声、対位法、フーガ)、声楽伴奏、ピアノ伴奏法、管弦楽法、クラヴサン、通奏低音の各科で学び、1等賞を得て卒業。パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科最高課程を首席で卒業。マルメゾン市立音楽院でヴィルトゥオーゾ賞。帰国後、ソロ・リサイタルをはじめ声楽・器楽の室内楽や現代音楽の初演など幅広く活動。日本ソルフェージュ研究協議会前理事。「翼の会」音楽監督。東京藝術大学音楽学部ソルフェージュ科准教授を経て、同大学同学部作曲家准教授
山口 博史 (ヤマグチ ヒロシ)  
立教大学卒業。1971年より島岡譲氏に和声、フーガを師事。1973‐80年パリ国立高等音楽院に留学。1975年和声首席1等賞、1976年対位法首席1等賞(ノエル・ギャロン賞)、1977年フーガ1等賞。シャラン、アンリ、ビッチ、カステレード、コンスタンの各氏に師事。1980年より国立音楽大学音楽学部作曲家で教鞭をとる。現在同大教授。1981年より東京藝術大学音楽学部ソルフェージュ科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)