社会福祉の定義と価値の展開 万人の主権と多様性を活かし、格差最小の共生社会へ
龍谷叢書 32
出版社名 | ミネルヴァ書房 |
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出版年月 | 2013年11月 |
ISBNコード |
978-4-623-06782-4
(4-623-06782-3) |
税込価格 | 4,400円 |
頁数・縦 | 237,3P 22cm |
商品内容
要旨 |
福祉の論理が、福祉政策と援助技術を中心に展開され、ノウハウの学問へと矮小化されつつある。しかし、自殺、うつ病、貧困、犯罪、虐待等の問題は、明らかに社会構造に起因する問題であり、サービス供給の調整で完結するものではない。今日、福祉の論理に求められているのは、独自の深い人間観(優生思想を根源的に批判できる人間観)に立脚し、広く文化・文明を問い、疎外された人と同じ目線に立って生きようとする“主権と人権をまもり高める福祉”の原理論の提起である。 |
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目次 |
社会福祉学の広がりと深さ |