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日本軍に棄てられた少女たち インドネシアの「慰安婦」悲話

増補改訂版

出版社名 コモンズ
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-86187-109-2
4-86187-109-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 301P 20cm
シリーズ名 日本軍に棄てられた少女たち

商品内容

要旨

日本軍の犯した行為は、20世紀において人類に対するもっとも大きな悲劇の一つである。日本政府が「慰安婦問題」を懸念して本書の原著の出版に圧力をかけていた。二つの論文と日本軍がインドネシアで犯した性暴力関係事件の一覧表を新たに収録。

目次

第1章 甘い約束
第2章 公然の秘密
第3章 苦しみを積んだ輸送船
第4章 異国に棄てられた少女たち
第5章 ブル島に棄てられた少女たち
第6章 運命の出会い
第7章 ムカ・ジャワ、通称ボランサルを追って
第8章 ムリヤティの足跡を追って
解説 実現されないプラムディヤの願い
プラムディヤ・アナンタ・トゥール氏を訪ねて

著者紹介

プラムディヤ・アナンタ・トゥール (プラムディヤアナンタトゥール)   Pramoedya Ananta Toer
1925年インドネシア中ジャワ州ブローラに生まれる。1939年ブローラのブディ・ウトモ小学校卒業。1942年同盟通信社ジャカルタ支局に勤務。タイピストとして働く。1945〜47年インドネシア国軍シリワンギ師団でオランダとの独立闘争に参加。1947年オランダ警察当局に捕まり、49年まで投獄される。1950年本格的な創作活動を開始。1965年インドネシア共産党関係者とされ、スハルト元政権の軍当局に拘束される。1969年政治犯流刑地・ブル島に送られる
山田 道隆 (ヤマダ ミチタカ)  
1947年東京都生まれ。1970年上智大学外国語学部英語科卒業、共同通信社入社。1980年ジャカルタ支局長(〜85年)。1988年バンコク支局長(〜92年)。1997年シドニー支局長(〜2001年)。東ティモールを取材する。2001年共同通信社退社。現在、翻訳家・フリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)