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つながる図書館 コミュニティの核をめざす試み

ちくま新書 1051

出版社名 筑摩書房
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-480-06756-2
4-480-06756-6
税込価格 902円
頁数・縦 238P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 複本問題、指定管理者制度、コミュニティ。図書館のいまを把握したい人にまずはこの一冊。ごく最近のことまで丁寧に追っていて、とても勉強になります。図書館のこれからの動きはとても興味深いですね。


    @増田書店×国立本店『国立ブックフェア2014 国立ほんとのサマー』紹介銘柄
    国立本店とは・・・
    国立市にあるコミュニティスペースを本拠地として、ほんとまち編集室が企画・運営。本・街・編集・デザインを意識しながら、さまざまなイベントやワークショップを行っています。 ( http://kunitachihonten.info/index.html )

    (2014年9月1日)

商品内容

要旨

最近、あなたの町の図書館に変化が起きてはいないだろうか。二十四時間貸出しが可能だったり、自動貸出機があったり、ビジネスや法律の相談もできたり、デジタルアーカイブが充実していたり。公共図書館はいま、無料貸本屋から脱して、地域を支える情報拠点としての施設にシフトし、町づくりの中核に図書館を据える自治体も登場している。年齢や、職業収入の差別なく、すべての人に開かれている無料の公共施設。私たちの人生にチャンスを与え、私たちの暮らす町をより豊かにする可能性を秘めている場所。そして社会の記憶集積装置。変わりつつある図書館の最前線へ出かけてみよう。いざ、図書館へ!

目次

第1章 変わるあなたの町の図書館
第2章 新しい図書館の作り方
第3章 「無料貸本屋」批判から課題解決型図書館へ
第4章 岐路に立つ公立図書館
第5章 「武雄市図書館」と「伊万里市民図書館」が選んだ道
第6章 つながる公共図書館

著者紹介

猪谷 千香 (イガヤ チカ)  
東京生まれ。東京育ち。明治大学大学院博士前期課程考古学専修修了。産経新聞で長野支局記者、文化部記者などを経た後、ドワンゴコンテンツでニコニコ動画のニュースを担当。2013年4月からハフィントン・ポスト日本版でレポーターとして、公共図書館や地方自治などについて取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)