幻想日記店
講談社文庫 ほ39−3
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2014年1月 |
ISBNコード |
978-4-06-277699-8
(4-06-277699-5) |
税込価格 | 671円 |
頁数・縦 | 330P 15cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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おすすめ度
- 明文堂書店黒部店 (富山県黒部市)
幻想シリーズ3作目。シリーズとはいえ2作目同様独立しているので前作を読んでいなくても大丈夫。ただ今回は登天さんや鬼塚さんが出てくるので「郵便局」を読んでいたら一層愉しめます。年齢不詳の美女・猩子さんが営む日記堂。そこで何故かバイトすることになった友哉。シリーズ最大のファンタジー、青春ありホラーありミステリありの幻想小説。「xxxHoLic」と相通じるものを今回は感じました。
(2014年2月13日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
謎の美女、猩子が営む日記堂。山奥に佇むこの店では、人に読ませる目的で書いたのではない「本当の日記」を売っている。日記は悩みと希望の生の記録。人生の道しるべとなり、お客の悩みを救う。なぜかタダ働きすることになった大学生・友哉は「日記堂」のとんでもない秘密を知ることに―。人気シリーズ第三弾! |
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出版社・メーカーコメント
あなただけにぴったりの、「日記」をお売りします――日記とは悩みと希望の記録。同じ悩みを持つ人の、生きる道しるべとなりましょう。大学一年生の友哉が雑木林の茶畑で出会った謎の美女、猩子。彼女が営んでいるのは、「あなたにぴったりの日記が見つかる」日記堂というお店。猩子の私有地でお茶を摘んでいたことを咎められて、友哉は日記堂で働くことになる。脱医師をした父の新しい人生、秘かに恋している同級生、そして日記堂の周辺にいるなんとも不思議で特徴的な人々……。働いているうちに、友哉は猩子が日記堂を開いている理由は、「ある日記」を探し続けているからだと聞かされる。「ある日記」とは何か? そしてその日記を探さなければならない理由は? そんな時に世間をにぎわせている「怪盗花泥棒」の盗難予告が、なぜか友哉のもとへと届けられる。2012年夏に刊行した単行本『日記堂ファンタジー』の裏に隠されていた真相を明らかにして大改稿。生と死のはざまに建つ「幻想郵便局」の面々はもちろん健在。 これ一冊で楽しめることはもちろん、『幻想映画館』『幻想映画館』をお読みになった方には、あの人が実は誰もが知るあの人だったなんて! 等々の新たな発見も盛りだくさん。ほんのり怖いホラーファンタジーであり、ミステリーであり、恋愛小説であり、まさかのアクションまで!?人の生死はもちろん、人が残す「言葉」についても優しく教えてくれる物語。