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偽悪のすすめ 嫌われることが怖くなくなる生き方

講談社+α新書 638−1A

出版社名 講談社
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-06-272829-4
4-06-272829-X
税込価格 924円
頁数・縦 198P 18cm

商品内容

要旨

迎合は悪。空気は読むな。予定調和を突き破れば本質が見えてくる。顰蹙を恐れずガチでぶつかる役者人生訓!

目次

第1章 勝負勘は博打で磨く
第2章 覚悟を決めて生きる
第3章 仕事の価値観は極端でよい
第4章 男は口説いて磨かれる
第5章 男に惚れ、男に惚れられる
第6章 「極端」こそ、愛すべきもの

出版社・メーカーコメント

「嫌いなのは仕事とブス」「有り金はすべて大晦日の競艇に注ぎ込む」……世の中の顰蹙を買う数々の名言を残す坂上忍氏。しかし、彼の本音の暴言を、モラルから批判することはできても、本当のところで否定できる人はいません。裸一貫、捨て身で生きている無頼の男は、保身という考えとは無関係。私たちが社会生活を営むうえで蓋をしてごまかしている「真実」をつまびらかにしてしまうからです。 社会的に正しい言動が、人の営みにおいて正しいとは限らない。コンプライアンスでポライトであることを追求した結果、あらゆる業界で「本物」がいなくなっています。管理するだけで、価値を創造できず、他人を批判し保身に走るだけの人間が跋扈しています。 そのご時世にあって、潔癖王と呼ばれるほどのきれい好き、46歳にして芸歴43年、バラエティで見せる激しい本音の毒舌、使い捨ての子役をなくすための養成校設立、そして、有り金を全部注ぎ込んでしまうギャンブル狂……坂上忍氏の存在は異彩を放っています。「正しく」もない、「計画的」でもない、「賢く」もない。しかし、彼の生きざまは、頭で考えただけの小賢しい「正しい生き方」を木端微塵にするだけの破壊力に満ちています。 もっとも真似してはいけない生き方を貫く男の姿を見れば、自分の小ささ、弱さが見えてきます。アンチ・ロールモデルに学ぶ、逆説的なまったく新しい人生バイブルです。本当はちっとも正しく生きていない親や教師、大人たちに「正しく」生きることを強要され、閉塞感に満ちた若者たちの熱い共感が巻き起こる1冊です。

著者紹介

坂上 忍 (サカガミ シノブ)  
1967年、東京都に生まれる。3歳から劇団に入団し、『下町かあさん』で1972年にテレビドラマデビュー。『ありがとう』『たんぽぽ』『となりの芝生』などで好演し、国民的子役として活躍。1983年には『ションベン・ライダー』で映画初出演を果たした。以後、テレビドラマ、映画、Vシネマ、舞台と多くの作品に出演している。1997年には、映画『30〜thirty』で監督デビュー。舞台の脚本・演出も手がけ、代表作に『溺れる金魚』『マザーフッカー』『PAIN』などがある。2009年には、子役育成のためのプロダクション『アヴァンセ』を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)