• 本

西洋の書物工房 ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで

朝日選書 914

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-02-263014-8
4-02-263014-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 243,15P 19cm

商品内容

要旨

私たちは、いま手にしている書物の、「物」としての素材や形態の変化について、どれだけ知っているだろうか。パピルスから蝋板、羊皮紙から抄紙への歴史。巻子本からコデックス、革装本へと進化した製本術。花切れ、天金や小口の装飾、見返しなど、本を成立させる各部の起源と変遷を、製本と装丁の本場、パリで学んだ著者が辿る。ウィリアム・モリスの理想の書物、究極の本「モロッコ革の本」の歴史、フランスの名だたる製本職人たちの作品や、工芸品とも言える美しい革装本の写真も多数紹介。西洋の書物史のすべてがわかる、愛書家垂涎の一冊。

目次

第1章 書物の考古学
第2章 西洋の紙「羊皮紙」
第3章 本の誕生と製本術
第4章 ケルムスコット・プレス
第5章 モロッコ革を求めて
第6章 フランスの革装本
第7章 天金と小口装飾
第8章 花切れ
第9章 マーブル紙と見返し

出版社
商品紹介

花切れ、天金や小口の装飾、見返しなど、本を成立させる各部の起源と変遷をパリで学んだ著者が辿る西洋の書物史。愛書家垂涎の一冊。

著者紹介

貴田 庄 (キダ ショウ)  
1947年、青森県弘前市生まれ。著述家(専門は書物史、映画、美術、文学)。早稲田大学大学院修士課程修了、芸術学専攻。1977‐1981年パリ留学。装飾美術書物中央校装丁科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)