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期待バブル崩壊 かりそめの経済効果が剥落するとき

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-478-02732-5
4-478-02732-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 280P 19cm

商品内容

要旨

消費増税後のアベノミクスはどこへ向かうのか?空回りを続ける異次元金融緩和策、円安下で拡大する貿易赤字…「期待」は実体経済を動かせず、やがて「幻滅」に変わる―円安、物価、賃金、成長戦略など、日本経済の喫緊テーマを検証する。

目次

第1章 経済の好循環は生じていない
第2章 データが裏づける「期待バブル崩壊」
第3章 空回りを続ける異次元金融緩和措置
第4章 ユーロ鎮静化で円安になったが輸出は伸びず
第5章 デフレ脱却すれば実質成長率は下がる
第6章 アベノミクスでは賃上げは実現できない
第7章 日本活性化に必要なのは何か?

出版社・メーカーコメント

アベノミクスで景気が回復していると言われるが、その印象は円安による輸出産業の利益増に幻惑されたものにすぎない。「期待」は株価高騰をもたらしたものの、実体経済の改善にはつながっていない。これから賃金は上がるのか、景気はどうなるのか。円安、物価、賃金、成長戦略など、日本経済の喫緊テーマを検証する。

著者紹介

野口 悠紀雄 (ノグチ ユキオ)  
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)