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マリア・テレジアとヨーゼフ2世 ハプスブルク、栄光の立役者

世界史リブレット人 56

出版社名 山川出版社
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-634-35056-4
4-634-35056-4
税込価格 880円
頁数・縦 104P 21cm

商品内容

要旨

ハプスブルク家のマリア・テレジアとヨーゼフ2世の母子君主は、啓蒙思想一色の18世紀のどのようにしてヨーロッパ屈指の伝統と権威をもつ王朝と国家を守ったのだろうか。そして彼らは目的をはたすために、どのように改革と外交を推進したのだろうか。また、そうした政策に母と子の価値観の相違はどのように投影されたのだろうか。それらの解明をとおして18世紀における中・東欧地域の複雑な様相とその時代状況を浮き彫りにする。

目次

母子君主二代
1 君主国継承者、マリア・テレジア
2 マリア・テレジアの統治時代
3 母と子の「共同統治」時代
4 ヨーゼフ二世の単独統治時代
5 君主国の政治的混乱と文化的活性化

出版社
商品紹介

母子君主の施策に両者の価値観の相違はどのように投影されたのか。その解明をとおし、啓蒙思想一色の新時代における中・東欧の複雑な様相と、その時代状況を浮き彫りにする。

著者紹介

稲野 強 (イネノ ツヨシ)  
1943年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専攻、中・東欧近代史、日墺文化交流史。現在、群馬県立女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)