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これを語りて日本人を戦慄せしめよ 柳田国男が言いたかったこと

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-10-603743-6
4-10-603743-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 237P 20cm

商品内容

要旨

山に埋もれた人生を描いた代表作『遠野物語』が出されたのは明治末期。さらに『山の人生』では、山間部の壮絶な人間苦が描かれていた。小説という娯楽も広がり近代国家を謳歌する時代、柳田は文明から遠く離れた過酷な人生に目を向けていた。その半生を俯瞰し、民俗学という新しい学問を通して訴えたかったメッセージを探る今までにない柳田論。

目次

第1章 普遍化志向
第2章 平地人を戦慄せしめよ
第3章 偉大なる人間苦
第4章 折口信夫
第5章 二宮尊徳の思想
第6章 ジャーナリストの眼
第7章 「翁さび」の世界
終章 日本文化の源流

出版社
商品紹介

『遠野物語』の序文に記された激烈な言葉の意味は?その半生を俯瞰し、民俗学を通して訴えたかったメッセージを探る新しい柳田論。

著者紹介

山折 哲雄 (ヤマオリ テツオ)  
宗教学者、評論家。1931(昭和6)年、アメリカ・サンフランシスコ生まれ。1954年、東北大学インド哲学科卒業。国際日本文化研究センター名誉教授(元所長)、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)