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越中万葉を楽しむ 越中万葉かるた100首と遊び方

高岡市万葉歴史館論集 別冊2

出版社名 笠間書院
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-305-70731-4
4-305-70731-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 127P 21cm

商品内容

目次

大野路は繁道茂路茂くとも君し通はば道は広けむ
渋谿の二上山に鷲そ子産むといふ翳にも君がみために鷲そ子産むといふ
秋の田の穂向見がてりわが背子がふさ手折り来るをみなへしかも
をみなへし咲きたる野辺を行きめぐり君を思ひ出たもとほり来ぬ
秋の夜は暁寒し白たへの妹が衣手着むよしもがも
ほととぎす鳴きて過ぎにし岡辺から秋風吹きぬよしもあらなくに
妹が家に伊久里の森の藤の花今来む春も常かくし見む
雁がねは使ひに来むと騒くらむ秋風寒みその川の上に
馬並めていざうち行かな渋谿の清き磯廻に寄する波見に
ぬばたまの夜はふけぬらし玉くしげ二上山に月傾きぬ〔ほか〕

出版社
商品紹介

『万葉集』から越中関連歌百首を選びかるた形式にした「越中万葉かるた」を、村閑歩氏の絵と、近藤芳竹氏の書とともに紹介。