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社会思想の歴史 マキアヴェリからロールズまで

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2014年4月
ISBNコード 978-4-8158-0770-2
4-8158-0770-1
税込価格 2,970円
頁数・縦 335,43P 21cm

商品内容

要旨

近代と向き合い、格闘し、支えた思想家たちの思考のエッセンスを平易に解説、自由と公共をめぐる思想的遺産を縦横に論じて、現代社会をよりよく考える基盤を指し示す。政治・経済・哲学の枠を超え、近代社会の通奏低音をなす思想の姿を浮かび上がらせた、刺激に満ちた最良の道案内。

目次

マキアヴェリの社会思想
宗教改革の社会思想
古典的「社会契約」思想の展開
啓蒙思想と文明社会論の展開
ルソーの文明批判と人民主権論
スミスにおける経済学の成立
「哲学的急進主義」の社会思想―保守から改革へ
近代自由主義の批判と継承―後進国における「自由」
マルクスの資本主義批判
J.S.ミルにおける文明社会論の再建
西欧文明の危機とヴェーバー
「全体主義」批判の社会思想―フランクフルト学派とケインズ、ハイエク
現代「リベラリズム」の諸潮流
社会思想の歴史から何を学ぶか

著者紹介

坂本 達哉 (サカモト タツヤ)  
1955年東京生まれ。1979年慶應義塾大学経済学部卒業。1984年同経済学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学経済学部助手、日本学術振興会海外特別研究員(グラスゴウ大学)をへて、1989年慶應義塾大学経済学部助教授。1996年同教授。2001年博士(経済学)。主要著作に『ヒュームの文明社会』(1995年、創文社。1996年サントリー学芸賞、2001年日本学士院賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)