• 本

ミレーの生涯

角川ソフィア文庫 F200−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年4月
ISBNコード 978-4-04-409461-4
4-04-409461-6
税込価格 1,100円
頁数・縦 541P 15cm

商品内容

要旨

仏ノルマンディの農家に生まれるも、天賦の才を発揮し画家の道を歩んだミレー。寡黙で正義感に溢れる男は、その才能を賞賛されながら、農民の真性を描こうとしたがゆえに酷評と貧困に苦しんだ。公私共に彼を支えた友だからこそ描ける、巨匠の知られざる姿、名画が生まれた背景とその魅力を、貴重な証言と共に描き出す。

目次

ミレー家の人々
故郷グリュシー―少年時代
感性を育んだ豊かな環境
シェルブールからパリへ―修業時代
不遇なパリ時代
ルーヴル美術館―巨匠との対話
美術学校と仲間たち
故郷へ、そしてシェルブール
シェルブールとル・アーヴルでの活動
再びパリ。官展に出品〔ほか〕

著者紹介

サンスィエ,アルフレッド (サンスィエ,アルフレッド)   Sensier,Alfred
1815‐1877年。パリ生まれ。ルーヴル美術館の管理課長として第二共和政下の美術館行政を担当。政府の反動化で辞したのち内務省に移り、退職まで役人生活を送る。以後、文筆活動とバルビゾン派の画家たちへの支援に生活を費やした。ミレーとは1847年に出会って以来、生涯の友情と代理人としての協力関係を築き、精神と物質の両面で彼を支え続けた。『ミレーの生涯』は没後、遺稿の状態で置かれていたものを、1881年に美術評論家のポール・マンツが編纂して刊行、数多のミレー伝記の原点となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)