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第1次大戦陸戦史

出版社名 並木書房
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-89063-317-3
4-89063-317-0
税込価格 2,970円
頁数・縦 350P 21cm

商品内容

要旨

一九一四年六月のサラエボ事件に端を発した第一次世界大戦は、三〇カ国以上が参戦し、ヨーロッパを主戦場に四年三カ月も続く史上初の総力戦だった。戦車、機関銃、飛行機、毒ガス、潜水艦などの近代兵器が初めて戦場で本格的に使われ、延べ六五〇〇万人の将兵が動員された。兵士たちは凍てつく大地や泥濘の塹壕で戦い、八六〇万人の戦死者を出し、民間人の犠牲者はさらにそれを上回った。戦争はいかに始まり、どのように戦われ、ヨーロッパに何をもたらしたのか?開戦経緯から各国の戦争計画、主要会戦の実相、終戦まで、多くの戦争指導者に焦点をあてながら明らかにする。長年研究を続けてきた著者が膨大な資料をもとに知られざる第一次大戦の全容に迫る。

目次

サラエボ事件
直前外交
シュリーフェン計画とマルヌ会戦
タンネンベルク殱滅戦
ガリシアの戦い
ロッヅ付近の戦闘
第一次イープルの戦闘
ゴルリッツ突破戦
ロシア軍の秋季反攻
第二次イープルの戦闘
ベルダン攻防戦
ブルシロフ攻勢
ソンムの戦い
ニベルの攻勢
ロシア革命
第三次イープルの戦闘
カイザー戦
連合軍の最終攻勢

著者紹介

別宮 暖朗 (ベツミヤ ダンロウ)  
1948年生まれ。東京大学経済学部卒業。西洋経済史専攻。その後信託銀行に入社、マクロ経済などの調査・企画を担当。退社後ロンドンにある証券企画調査会社のパートナー。歴史評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)