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古代王権と出雲

同成社古代史選書 12

出版社名 同成社
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-88621-666-3
4-88621-666-8
税込価格 5,500円
頁数・縦 211P 22cm

商品内容

要旨

記・紀神話において「出雲」が重んじられたのは何故なのか。出雲王朝実在の有無という議論の止揚を目指し、古代王権に対する出雲の役割を詳細に分析。出雲が天皇の聖性を補完していた史実を鮮やかに論証し、新しい古代出雲史像を構築する。

目次

第1部 「二つの出雲神話」再考(補完し合う「二つの出雲神話」
ヤマタノヲロチ退治神話成立の歴史的条件
国譲り神話と出雲
「所造天下大神」の狩猟神話とその背景
国引き神話と「薗の松山」)
第2部 古代出雲の歴史的展開(古代出雲の政治勢力
古代出雲西部の政治的情勢
出雲国造と朝酌郷
古代王権と出雲国造
律令制国家の成立と山陰道諸国)

出版社
商品紹介

なぜ記紀神話において「出雲」が重んじられたのか。出雲王朝不在論に立脚し、古代王権に対する出雲の存在意義と役割を詳細に分析。

著者紹介

森田 喜久男 (モリタ キクオ)  
1964年、石川県に生まれる。1987年、國學院大學文学部卒業。千葉大学大学院文学研究科修士課程を経て、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。島根県古代文化センター専門研究員、古代出雲歴史博物館専門学芸員を経て、現在、淑徳大学人文学部教授。博士(歴史学・駒澤大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)