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山窩は生きている

河出文庫 み23-2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-309-41306-8
4-309-41306-4
税込価格 836円
頁数・縦 192P 15cm

商品内容

要旨

敗戦から五年、NHKのアナウンサーらを埼玉県の瀬降りに案内した記録の表題作、三角が初めて箕作りの民に直接取材した記念すべき体験談のほか、警察・刑事からも聴き取りを行った、『遠野物語』を想起させるような各地の奇譚、そして山窩の隠語、ことば集も収録する、サンカ研究の第一人者・三角寛ワールドの決定版。

目次

山窩は生きている
笑死
山津波
化茸
私の瀬降初探訪
山窩の隠語
山窩ことば集

著者紹介

三角 寛 (ミスミ カン)  
1903年、大分県生まれ。本名・三浦守。作家、サンカ研究家。1926年、朝日新聞社入社、説教強盗の報道で話題になる。『夫人サロン』の連載「昭和毒婦伝」で文壇デビュー。「怪奇の山窩」などの山窩小説を開拓し、流行作家となる。62年、「山窩社会の研究」で東洋大学より文学博士号を受ける。映画館の人世坐、文芸坐も経営した。71年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)