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シーラカンスの謎 陸上生物の遺伝子を持つ魚

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-416-61482-2
4-416-61482-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 143P 20cm

商品内容

目次

1章 シーラカンスはどんな生き物?
2章 不思議な体のヒミツ
3章 進化の謎
4章 シーラカンスを探せ!
5章 シーラカンス研究はどこに向かう?

出版社
商品紹介

約4億年前から姿を変えていないシーラカンス。陸上動物は海からどのように進化したのか、そのカギを握る生きた化石の謎に迫る。

出版社・メーカーコメント

魚の図鑑などでも“生きた化石”として紹介されているシーラカンスですが、「名前は知っているけど、どんな生き物かは知らない」という人が多くいます。シーラカンスは、約4億年前からその姿をほとんど変えておらず、四足動物の足に似た構造の特別なヒレを持っているため、魚から陸上動物への進化の謎を解くための重要なカギを握っていると注目されています。最近では、CTスキャンでの撮影やDNAのゲノム解析による研究なども行われ、その謎が明らかにされつつあります。本書は、生態や体のしくみについての新しい知見や最新の研究成果を紹介して、シーラカンスがまるごとわかる内容になっています。著者は、インドネシアシーラカンスの生体撮影や世界で初めて稚魚の撮影に成功したアクアマリンふくしまのメンバーで、現地調査や撮影秘話なども紹介しています。

著者紹介

安部 義孝 (アベ ヨシタカ)  
アクアマリンふくしま館長。1940年生まれ。東京水産大学増殖科卒業。上野動物園水族館に勤務し、クウェート国科学研究所、上野動物園水族館復職、多摩動物公園を経て、葛西臨海水族園の設立に携わり、1993年同水族園長となる。その後、上野動物園、多摩動物公園飼育課長、上野動物園長を歴任し、2000年アクアマリンふくしま開館時に館長となる
岩田 雅光 (イワタ マサミツ)  
アクアマリンふくしまシーラカンス研究所グループリーダー。1966年生まれ。北海道大学水産学部水産増殖学科卒業。日本で最初にシーラカンスの標本を展示した、よみうりランド海水水族館に勤務し、その後、福島県に移りアクアマリンふくしまの設立準備に参加する。2000年アクアマリンふくしま開館時よりグリーンアイプロジェクトのメンバーとしてシーラカンス調査研究に携わる。シーラカンス生息地調査ではROVオペレーター兼計画調整役として参加する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)