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敗者の日本史 19

二・二六事件と青年将校

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-642-06465-1
4-642-06465-6
税込価格 2,860円
頁数・縦 254,4P 20cm
シリーズ名 敗者の日本史

商品内容

要旨

雪が舞う帝都を震撼させた二・二六事件。蹶起した青年将校たちの“昭和維新”はなぜ失敗し、彼らは敗者とされたのか。計画から実行・鎮圧、後世の影響までを克明に再現。近代日本史上最大のクーデター事件の真実に迫る。

目次

クーデターの「真実」―プロローグ
1 昭和維新運動(北一輝と猶存社
青年将校運動の開始
桜会結成から五・一五事件まで)
2 昭和陸軍の形成(「下剋上」の時代
皇道派と統制派の対立)
3 クーデター計画の実像(青年将校の人物像
直接的動因とクーデター謀議の開始
クーデター計画の構築
クーデター計画と天皇観)
4 二・二六事件の勃発と展開(襲撃と占拠
暫定内閣をめぐる攻防
石原莞爾の動き
二十七日の情勢
流血か大詔か―香椎戒厳司令官の上奏案
自決か抗戦か)
5 二・二六事件の終焉(鎮圧
軍法会議)
二・二六事件をめぐる論点―エピローグ

出版社
商品紹介

蹶起した青年将校たちの“昭和維新”はなぜ失敗し、彼らは敗者とされたのか。計画から実行・鎮圧、後世の影響までを克明に再現。

著者紹介

筒井 清忠 (ツツイ キヨタダ)  
1948年大分県に生まれる。1977年京都大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。1988年文学博士(京都大学)。1994年京都大学文学部教授。現在、帝京大学文学部教授、東京財団上席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)