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人はなぜ歌うのか

岩波現代文庫 文芸 245

出版社名 岩波書店
出版年月 2014年9月
ISBNコード 978-4-00-602245-7
4-00-602245-X
税込価格 1,078円
頁数・縦 255P 15cm

商品内容

要旨

言語哲学の第一人者であり、熱烈なカラオケファンである著者が、楽しくかつ真摯にカラオケを様々な視点から論ずる。人間は唯一の“歌う動物(ホモ・カンターンス)”である。人は歌うことにより世界に気づく。カラオケで歌うことは、生(レーベン)の回復であると著者は考える。カラオケと歌うことの魅力を存分に語り、歌うことの好きな全ての人におくる格好の書。井上陽水と著者が歌うことの楽しさを語り合った対談を併せて収載。

目次

序章 歌う阿呆に聴く阿呆
第1章 カラオケ七不思議
第2章 情感あふるる音痴
第3章 カラオケを楽しむために
第4章 音楽のミステリー
第5章 カラオケとは何か
終章 人はなぜ歌うのか

出版社・メーカーコメント

日本人はなぜカラオケが好きなのか?歌うことは生の回復であると説き、自らも“カラオケ道”の実践者である言語哲学者が、カラオケの奥深さ、上達法などを楽しくかつ真摯に語る。歌う阿呆に聴く阿呆 . カラオケ七不思議 . 情感あふるる音痴 . カラオケを楽しむために . 音楽のミステリー . カラオケとは何か . 人はなぜ歌うのか . カラオケ愛好家との一問一答 . マイクを握ればエクスタシー歌声はエロティシズム 井上陽水述

著者紹介

丸山 圭三郎 (マルヤマ ケイザブロウ)  
1933‐93年。言語哲学者。東京大学文学部フランス文学科卒、同大学院修了。コーネル大学院に留学、ソシュール研究で大きな業績を残し、さらに独自の言語論・人間論・文化論を立ち上げた。中央大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)