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楢山節考/東北の神武たち 深沢七郎初期短篇集

中公文庫 ふ2−7

出版社名 中央公論新社
出版年月 2014年9月
ISBNコード 978-4-12-206010-4
4-12-206010-9
税込価格 1,012円
頁数・縦 349P 16cm

商品内容

要旨

辛口の批評家正宗白鳥をして「人生悠久の姿がおのづから浮かんでゐる」と言わしめたデビュー作「楢山節考」。表題作をはじめとする初期短篇のほか、中央公論新人賞「受賞の言葉」や、伊藤整、武田泰淳、三島由紀夫による選考後の鼎談などを収録。文壇に衝撃をもって迎えられた当時の様子を再現する。

著者紹介

深沢 七郎 (フカザワ シチロウ)  
大正3年(1914)、山梨県に生まれる。日川中学校を卒業。中学生のころからギターに熱中、のちにリサイタルをしばしば開いた。昭和31年、「楢山節考」で第一回中央公論新人賞を受賞。「中央公論」35年12月号に発表した「風流夢譚」により翌年2月、事件が起こり、以後、放浪生活に入った。40年、埼玉県にラブミー農場を、46年、東京下町に今川焼屋を、51年には団子屋を開業して話題となる。56年『みちのくの人形たち』により谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)