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学校と暴力 いじめ・体罰問題の本質

平凡社新書 753

出版社名 平凡社
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-582-85753-5
4-582-85753-1
税込価格 836円
頁数・縦 239P 18cm

商品内容

要旨

学校におけるいじめや体罰が、刑事事件にまで発展するような「暴力」を伴うのはなぜか!?多くの事例、暴力化の仕組み、いじめの捉え方の変化をふまえ、教室に潜む「暴力の芽」を軽視し、事件後の対応に終始する教育界の問題点を突く!学校組織にはもともと暴力が潜んでいる―いじめ・体罰論に風穴をあける決定版!!

目次

1 いじめ問題を見直す(子どものいじめがなぜ深刻な「社会問題」になるのか
日本でのいじめ「社会問題」化
いじめの仕組みはどうなっているか
いじめ問題の捉え方と克服法)
2 体罰問題を見直す(体罰がなぜ深刻な「社会問題」になるのか
体罰問題の捉え方は変化しているか
体罰の仕組みはどうなっているか
体罰問題をどう克服するか)
3 「学校と暴力」を考える(安全なはずの学校でなぜ暴力が生じるのか
暴力を誘発する学校・誘発しない学校
いじめ・体罰問題を克服して暴力を防止するには)

著者紹介

今津 孝次郎 (イマズ コウジロウ)  
1946年徳島県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。博士(教育学、名古屋大学)。専攻は教育社会学、学校臨床社会学、発達社会学。名古屋大学名誉教授。現在、愛知東邦大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)