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大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち

講談社現代新書 2286

出版社名 講談社
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-06-288286-6
4-06-288286-8
税込価格 880円
頁数・縦 261P 18cm

商品内容

要旨

親も子も、どうすればいいのか、誰に相談すればいいのかわからず、気持ちばかりが焦ってしまう。ハローワークを訪ねてみても、同じ求人がグルグル回る“カラ求人”や、非現実的な“神様スペック”を求める企業が少なくない。そうこうしているうちに、時間だけが過ぎていき、やがて家族ごと地域に埋没してしまう―。ひきこもりが「長期化」「潜在化」する中で、当事者たちによる外に出るための新たな動きを探った。

目次

第1章 ひきこもりにまつわる誤解と偏見を解く(データが物語る「高齢化」
ひきこもりの「潜在化」
ひきこもる女性たち「それぞれの理由」)
第2章 ひきこもりの背景を探る(「立ち直り」を阻害するもの
「迷惑をかけたくない」という美徳
「家の恥」という意識
医学的見地からの原因分析)
第3章 ひきこもる人々は「外に出る理由」を探している(訪問治療と「藤里方式」という新たな模索
親子の相互不信を解消させたフューチャーセッション
ひきこもり大学の開校
外に出るための第一歩―経済問題)

著者紹介

池上 正樹 (イケガミ マサキ)  
1962年、神奈川県生まれ。大学卒業後、通信社勤務を経て、フリーのジャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)