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日本語を動的にとらえる ことばは使い手が進化させる Some Singular Phenomena of the Japanese Language through Time

出版社名 笠間書院
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-305-70753-6
4-305-70753-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 341P 19cm

商品内容

要旨

世界唯一の言語運用システムである、清音と濁音との二項対立・音便・係り結びは、日本語特有であるがゆえに、近世国学と結びついた学問体系により誤って解釈されてきた。情報を効率よく伝えるため、常に進化を続けるメカニズムの、真の姿を明らかにする。

目次

序章 母語についての共通理解を検討する―民族主義から切り離して日本語をとらえる
1章 ニホンとニッポン
2章 原日本語の姿をさぐる―ラ行音の諸問題
3章 濁音の諸相―二項対立が担う役割
4章 音便形の形成とその機能
5章 係り結びの存在理由―自然な長文を組み立てられるようになるまで
補論 日本語史研究のこれからのために

出版社
商品紹介

音便・係り結びといった日本語に特有な言語運用の誤った解釈を正し、常に変化を続ける日本語メカニズムの巧妙な真の姿を明らかにする。

著者紹介

小松 英雄 (コマツ ヒデオ)  
出生、1929年、東京。現在、筑波大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)