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新・単位がわかると物理がわかる SI単位系の成り立ちから自然単位系まで

BERET SCIENCE

出版社名 ベレ出版
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-86064-419-2
4-86064-419-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 247P 21cm

商品内容

要旨

科学や技術の進歩により、単位の決め方も変わってきました。質量の単位も「キログラム原器」という時代遅れとも思える人工物による基準から、現代科学の最前線の知識を使った基準に変わろうとしています。これにはプランク定数という、量子力学で登場する基本定数を使います。本書では、そもそもプランク定数とは何か、そして、キログラムはどのように再定義されていくのか等について、量子力学誕生の経緯も含めて易しく解説していきます。

目次

単位の役割
長さ、時間、質量の単位の歴史
力と質量の単位
圧力の単位
エネルギーと仕事―単位ジュール(J)の話
単位だけでここまでわかる
視覚や聴覚に関係する単位
温度と熱―単位ケルビン(K)とジュール(J)の話
電気関係の単位群
プランク定数と新キログラム
自然単位系
放射線関係の単位

出版社
商品紹介

単位の中には、「量」の性質を決めている法則の内容が凝縮されている。その歴史と仕組みを知ることで、“物理の世界”がみえてくる。

著者紹介

和田 純夫 (ワダ スミオ)  
1949年生まれ。東京大学理学系大学院卒。現在、東京大学総合文化研究科専任講師。専門は素粒子論、量子論、科学論
大上 雅史 (オオガミ マサシ)  
1967年生まれ。東京大学理学系大学院卒。現在、特許事務所勤務。専門は重力理論、量子論
根本 和昭 (ネモト カズアキ)  
1955年生まれ。東京理科大学理学部応用物理学科卒。現在、茨城県立佐和高等学校教諭。「量」を重視した物理教育を実践。平成24年度日本理化学協会賞(物理部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)