思考のトルソー・文学でしか語られないもの ローベルト・ムージルの小説の方法について
出版社名 | 法政大学出版局 |
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出版年月 | 2014年12月 |
ISBNコード |
978-4-588-49507-6
(4-588-49507-0) |
税込価格 | 4,730円 |
頁数・縦 | 224P 22cm |
商品内容
要旨 |
何者でもないがゆえに、逆に、人間の生の全体と深く係わる。『特性のない男』で知られるムージルは、他者性、あるいは一回しか存在しないものをどのように表現しようとしたのか。また、イメージや比喩の扱いをとおして、非言語的なものを言語によってどのように語ろうとしたか。ムージル文学の奥行に深く分け入り、その創作方法と小説世界を明らかにする。 |
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目次 |
第1章 夢の流出―『少年テルレスの惑い』について |
出版社 商品紹介 |
『特性のない男』で知られるムージルの、その文学の奥行に作品論によって深く分け入り、その創作方法と小説世界を明らかにする。 |